遣唐使船の寄港地とされる五島市三井楽町で毎年恒例のペーロン大会が開かれました。
三井楽漁港で開かれた万葉の里ペーロン競漕大会です。
ドラの音に合わせて8人のこぎ手が木製ボートを進め、往復220メートルを競い合います。
17回目となる今年は島の職場やサークルなどから、34チーム340人余りが参加しました。
ペーロン競漕は江戸時代に長崎港に停泊していた中国・唐の船が暴風雨に襲われた際、海の神の怒りを鎮めようと行われたのが始まりと言われています。
三井楽町は東シナ海を渡る遣唐使船の最後の寄港地とされ、大会は、ゆかりの地をアピールしようと行われています。
この日は強い風も吹かず、絶好のペーロン日和。
参加者は爽やかな汗を流していました。
【8月13日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】