7月15日、JR長崎駅前のかもめ広場で、海難事故防止をPRするイベントが開かれました。
この日は、長崎市の海運会社に勤務する女性が「一日海上保安官」に任命され、「小型船舶の海難防止」や海ではライフジャケットを常時着用することなどをリーフレットを配って呼びかけました。
長崎海上保安部によりますと、管内では2020年の1年間で海でのレジャー中に5人が沖に流されるなどしていて、このうち3人が高校生です。
長崎海上保安部の交通課長は 「マリンレジャーに関する事故としては、釣りに関係するものと、遊泳に関係するものが多く発生しています。なるべく複数人で行動して、単独行動は避けることをお願いしたい」と話しています。
海のレジャーが多くなる季節となることから、長崎海上保安部はライフセーバーがいる海水浴場を選んだり、釣りをするときは必ずライフジャケットを着用したりして、海難事故を防いでほしいとしています。(KTNテレビ長崎ニュースより一部転載)