アフリカ・ソマリア沖のアデン湾に、海賊対処のため派遣されていた海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が、約半年ぶりに帰港しました。
「ソマリア沖アデン湾方面での任務を完了し、ただいま帰国しました。ご支援ご声援ありがとうございました」
自衛隊員と海上保安官約200人を乗せ、2022年9月佐世保を出港した「すずつき」は、11月上旬から3カ月間任務に当たりました。
第8護衛隊司令 飯ケ谷 孝広 1等海佐は「海賊の根本原因はソマリアの貧困はまだある、年々悪化している話も聞いている、我々が存在することで抑止が必要だと考えている」と話していました。
今回の任務では商船2隻を護衛するなどしましたが、海賊と疑われる船舶との遭遇はありませんでした。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)