7月17日は「海の日」ということで、この日、長崎市の長崎ペンギン水族館では、体長1センチほどのクマエビ約500匹を子供たちが放流しました。
クマエビは夏が旬のクルマエビの仲間で、ぷりぷりとした食感と甘みが強いのはクルマエビと同じ。成長後に足が赤くなるため「アカアシ」とも呼ばれます。
長崎ペンギン水族館ではほぼ毎年、「海の日」にあわせて魚介類の放流を行っています。
子供たちに海の生き物の保全活動に興味を持ってもらうだけでなく、漁業者の安定した漁獲にもつながります。
長崎市水産センター 古場正巳 調査開発係長 は「クマエビは刺身で食べるのがおいしい。夏の時期だとバーベキュー炭火で焼いて食べてもおいしい」と話していました。
放流を行った子供たちは 「エビに海の中で大きくなってほしい」「エビは小さかったけどバケツが重かった」と話していました。
放流したエビは1年で10センチほどに成長すると言われていて、将来、私たちの食卓に並ぶかもしれません。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)