長崎市のすし店が節分の日に食べてもらいたいと、児童養護施設に恵方巻をプレゼントしました。
恵方巻をプレゼントしたのは、長崎市葉山2丁目のすし店「握りのはやし」です。
握りのはやし 林 健一 代表は
「毎年恒例です。全部で1050本、徹夜で作ります。長崎の魚はおいしいと、子供たちに伝えたい。1年に一回くらいは施設の子供をすし店が幸せにできる日があってもいいなと思っています」と話しました。
販売用とあわせて1050本を準備するということで、節分前夜、1日夜からお手伝いの方も含めて総勢20人で大忙しとなりました。
恵方巻には、まぐろやエビなど長崎産の具材も使われています。
握りのはやしでは、2022年から毎年、節分の恵方巻を児童養護施設に贈っています。
2025年は長崎市や大村市、島原市の施設5カ所に150本を贈ることになり、翌朝、施設の担当者が続々と恵方巻を受け取りに来ました。
児童養護施設の担当者(島原市)から話を聞きました。
「恵方巻自体もスーパーなどで買うところがほとんどだと思うが、こんなお店に機会を頂いてうれしい」
店の代表の林さんは、今後、寄贈する施設を増やしたいと意気込んでいます。
【2月3日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】