1月6日朝、長崎市の魚市場では初競りが行われ、威勢のいい掛け声が市場に響き渡りました。
夜明け前の午前5時、長崎市の魚市場で初競りが始まりました。
五島など県内各地で獲れた「マグロ」や「クエ」など250種類以上の魚が並びました。
年末年始は天候に恵まれたため、2024年の3倍となる450トンが水揚げされ、縁起物の「マダイ」は1キロあたり5千円、別名「ノドグロ」と呼ばれる高級魚の「アカムツ」には1キロあたり1万5千円の高値がつきました。
長崎魚市株式会社 総合企画部 山内一馬さん
「幸先のいいスタートだった。魚市場一丸となって長崎の魚の魅力を広げていきたい」
仲買人から話を聞きました。
「やっと始まったなという感じ」「長崎の魚はいいなと感じてもらえてたら」
この後、初市式が行われ、大石知事や関係者など100人が今年1年の豊漁と操業の安全を祈りました。
式で大石知事は、「長崎の水産物を積極的に売り出し、水産物の販路拡大を目指す」と話し、競り落とされた魚は大阪や名古屋など大都市圏に出荷されるほか、県内のスーパーでも販売される予定です。
【1月6日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】