対馬市をとりまく海洋問題の解決を目指して、自治体や民間企業、大学などが新たなプロジェクトを発足させました。
対馬市の比田勝市長や海洋問題に取り組む「ブルーオーシャン・イニシアチブ」などが会見を開き、「対馬ブルーカレッジ」の発足について説明しました。
このプロジェクトでは海ごみや磯焼け、水産資源の保全などをめぐる問題に対して、新たな発想や独自の技術で解決に導く人材を育成します。
運営は大阪の衛生用品メーカー「サラヤ」の寄付で行われます。
サラヤの代島裕世 取締役は
「この事例が全国区で発信される。国境離島と言いながら、もしかしたらど真ん中で、この社会課題解決の最先端として名を轟かせるきっかけになるのではないか」と話していました。
今後は研究員として10人程度が公募され、2025年3月まで20回の講義が行われる予定です。
【5月29日 KTNテレビ長崎のニュースから一部転載】