全国有数のアジの水揚げを誇り、「アジフライの聖地」として売り出し中の松浦市が、アジフライに次ぐ松浦の「新名物」を誕生させようと生産者や飲食店などが参加して11月15日にワークショップが開かれました。
松浦市は北部九州では珍しいシラスの産地で、2018年は約29トン水揚げしており、トラフグは養殖が盛んで、生産量は日本一です。
しかし、生シラスは鮮度が命で品質管理が難しいのが欠点、一方のトラフグも高級食材のイメージが強く気軽に食べられないなど課題があります。
ワークショップでは、生シラスを食べられる環境を整えることや、トラフグを串焼きにする案などが挙がりました。
一般社団法人ウオー 中川 めぐみ 代表取締役 は「カジュアルにするのか、ブランドとして確立していくのか、ここのバランスを皆さんで意見を出し合いながら作り上げていければ素敵だと思っている」話していました。
松浦市は2023年1月に開催予定のシラス・トラフグフェアで、新商品の披露のほか、市内5店舗以上でシラスやトラフグを使ったメニューの提供を目指します。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)