平戸市の千里ヶ浜海水浴場で7月18日、従来のごみ拾いにスポーツの要素を加えたイベント「スポGOMI」が行われました。
「ごみ拾いはスポーツだ!」と威勢よく始まったこちらのイベント。
ごみ拾いにスポーツのエッセンスを加え、今までの社会奉仕を競技へと変換させた日本発祥の新しいスポーツで、海洋ごみ問題への意識を高めるねらいがあります。
平戸市では初めて開かれ、市内の高校生や親子連れなど86チーム、356人が参加しました。
競技は、3人から5人のチームで、制限時間内に決められた範囲のごみを拾っていきます。ごみの量と種類でポイントが決まっていて、「燃やせるごみは100gで10ポイント」「燃やせないごみは100gで5ポイント」。合計点を競います。
海岸にはペットボトルなどの家庭ごみや車のホイールやポリタンク、海外から流れ着いたとみられるごみもありました。
優勝したのは、およそ35㎏のごみを拾った佐世保市の家族で、「朝から頑張ろうと思いましたが、まさか優勝できるとか思っていなかったので良かった。海外のゴミが多いと家族と話をした」「いっぱい取ったらすっきりした気持ちになった」と喜びのコメント。
この日、海岸で集めたごみの量はあわせておよそ976㎏にのぼりました。
(KTNテレビ長崎ニュースより一部転載)