佐世保市の九十九島水族館「海きらら」のショップで、海にまつわるアクセサリーの販売が始まりました。
商品には海の問題について考えてほしいという思いが込められています。
長崎伝統の「ハタ」や「路面電車」など、涼しげなデザインのアクセサリーの材料は、海岸で拾われたペットボトルキャップや、浮きなどのプラスチックごみです。
7月13日から佐世保市の九十九島水族館「海きらら」で販売されています。
製作したのは長崎市の漁具店です。
兼子漁具店の兼子修治さんは
「私たちが扱う漁具、船具なども(海洋)ゴミとして流れ着いている現状を知って、兼子漁具として何か出来ることはないかと取り組みを始めた」と語りました。
兼子さんは2カ月ほど前から海岸を清掃しながら材料を集め、製作してきました。
海洋ごみについて考える人が輪になって広がってほしいという思いを込め、
ブランド名は「ウミーワインテリア」にしました。
兼子修治さんは
「海洋ゴミを認知してもらう、そのきっかけとしてウミーワインテリアが手段としてあればいいかなと思う」と話していました。
商品は「アクアショップきらら」の中で購入でき、価格は1800円からです。
【7月12日放送 KTNテレビ長崎のニュースから一部転載】