お知らせ
2021.05.14

海ごみ問題を解決!~牛乳からプラスチックを作る高校生の研究~

世界中で増え続ける海洋ごみの問題は深刻です。海洋ごみの半分以上を占めるプラスチックごみは、その素材の性質上滞留期間が長く、中には400年以上海の中を漂うものもあるそうです。 このプラスチックごみ問題の解決に役立つ研究のご紹介です。

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 「牛乳」から「プラスチック」を作れるって知っていますか。 一見、チーズのようなこの塊。プラスチックの元となるタンパク質「カゼイン」です。 無題2

  長崎県立東高校の中川さんは、新型コロナウィルスで休校が続いた去年、捨てられる牛乳をみたのがきっかけで、この研究をはじめました。

「カゼイン」は土壌の微生物によって分解されます。

「牛乳生まれのプラスチック」の活用の場を増やすことが、「海ごみ」を減らすことにつながる可能性があります。 

無題5

 

 「牛乳からプラスチックができて、食品の無駄も、ゴミの問題も両方が解決できるように、

ほかの無駄になっている食品も何かの役に立つといいし、関心を持つ人が増えたら嬉しい」と中川さんは話しています。

 地球をまっすぐに思う高校生の研究はこれからも続きます。

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