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2025.04.22

五島・未利用魚のだしで「即席麺」発売へ ちゃんぽん・うどんの2種類を全国で【長崎・五島】

食用として利用されにくい未利用魚。

五島で水揚げされるその未利用魚を活用した即席麺を大手食品会社が商品化、全国で発売します。

即席麺などの製造・販売を行うエースコックの新商品「もったいないをおいしいに 五島列島の魚介だしちゃんぽん・うどん」です。

18日は商品発売の報告で担当者が知事を表敬しました。

エースコックはSDGsの取り組みの一環として、使われていない食材を活用した商品づくりを2022年から続けています。

今回はその第4弾で、五島で獲れた未利用魚、アイゴとイスズミを「だし」に使いました。

この魚にはトゲに毒があったり、独特の磯臭さがあったりして食用にしにくいという課題がありました。

今回、60万食分にあたる約900キロを使用、大きな釜で炊き出し、うまみを凝縮した魚介だしを取ることに成功しました。

KTN記者は
「口元に持ってくると魚介のいい香りがする」「あっさりとしているが、魚介の風味が深い」と話しました。

ちゃんぽんはポークベース、うどんは昆布だしをベースに和風に仕上げました。

正野孝治 取締役に話を聞きました。
「長崎の皆さんと一緒に有効活用しながら、全国の皆さんにおいしいものがたくさんあると伝えられれば」

五島の未利用魚を使った2種類の即席麺は全国のコンビニエンスストアやスーパーなどで4月21日から販売されます。(希望小売価格 税抜236円)

【4月18日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】
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