１０月３０日（日） 長崎のもざき恐竜パークで「ごみ拾いって楽しい！アイデアコンテスト」を開催いたしました！
世界中で問題となっている海洋ごみ問題を解決するため「ごみ拾いを楽しくする」アイデアを若い世代から発信してもらうコンテストです。
このイベントは、日本財団が推進する“海と日本プロジェクトの海洋ごみ対策事業「CHANGE FOR THE BLUE」一環で、「CHANGE FOR THE BLUE」の長崎県事務局の冒険する長崎プロジェクトと長崎のもざき恐竜パークが合同で実施しました。
海洋ごみ対策事業「CHANGE FOR THE BLUE」”は、海の豊かさを守るため私たち一人ひとりが海洋ごみの問題を自分事化し、海の未来を変える挑戦を実現していく全国事業です。
コンテストには、長崎県内の小学生から大学生までの7つのグループが参加！気になる審査の方法は、「創造性」「実現可能性」「楽しさ」をそれぞれ５点満点とし、合計15点で競います。審査員には長崎のもざき恐竜パークの安達考紀所長、長崎市環境部の北嶋寛部長、株式会社Gabの北村優斗 清走中事業部長、株式会社テレビ長崎の大澤徹也代表取締役社長の４人が務めました。何やら真剣な様子ですね！
◆まずトップバッターは野母崎小学校のみなさん！
披露したアイデアは、海に流れ着いたごみで作ったその名も「食べれま鮮魚」！！
海洋ごみで海に暮らす魚や貝などを作りアート作品に仕上げました！海洋問題について考えるきっかけにもなる素晴らしいアイデアです！
◆長崎東中学校、桜馬場中学校の合同チームは「学校対抗ゴミ拾い！」や「警察官と一緒にごみ拾いをしながらパトロール」などのアイデアを出してくれました。ゲーム感覚でゴミ拾いができるのは楽しそうですね♪
◆野母崎中学校のみなさんは、海で拾った流木やごみで作った「ノモザキ アート」を紹介してくれました！なんと水仙マンジュニアも参加です！野母崎で話題の水仙マンさんの弟分だそうです。
とっても迫力ある作品ができていました♪ 何に見えますか？野母崎といえば「恐竜」ですよね！
◆長崎女子商業高校のみなさんは、「ごみ拾いオープンキャンパス」を提案！ごみ拾いを大学生と一緒することで交流を深め進路にいかすことができるというナイスアイデアを出してくれました！
高校在学中に、先輩とのコミュニティを作ることで将来への不安も解消できるいい案ですね♪
◆ラストは長崎大学のサークルながさき海援隊！
ごみ拾いができる場所やごみ拾いをするために必要な準備は・・・？など、
わかっているようでわかっていない情報をまとめたポータルサイトを作る、というアイデアを発表してくれました。今の時代にあわせインターネットを駆使したさすがのアイデアです！
どのグループもユニークで楽しいアイデアばかりでした！楽しみながらごみを拾うことで海も街もきれいになるし、いいこと尽くめですね！
さてさて審査の結果、最優秀賞に輝いたのは・・・
「食べれま鮮魚」を発表した野母崎小学校のみなさんです！おめでとうございます！！
「信じられません」と緊張しながらも喜びの声を聞かせてくれました。全てのチームが僅差での勝負でどれも甲乙つけがたいアイデアでした！参加してくださったみなさん本当に有難うございました！みなさんからいただいたアイデアは今後広げていく予定ですのでお楽しみに！
そしてアイデアコンテストの後は長崎のもざき恐竜パークでゲーム感覚でごみを拾うイベント「清走中」がありました！
１４０人の方々にご参加いただいて、合計２６２キロのごみを拾うことができました！
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました！！
また長崎市恐竜博物館では１２月２５日（日）まで企画展「長崎大恐竜展」を開催中です！巨大恐竜に乗ったり触ったすることができ、恐竜からSDGSを学ぶこともできるんです！会場にはあそびの杜保育園の園児たちが海で拾ったごみで作った恐竜も展示されていますので、ぜひ恐竜と遊びながら環境問題についても考えてみて下さいね♪
